朝明け
それはもう何年も前の冬だけどここにあるみたいに思い出す。
朝の空気が痛いくらいにぴりぴりして
クラブを出た足はいきなりの寒さと踊り疲れでじんじんする。
外はまだ暗く重たい。
夜明けの体の重さや、日本の裏側でやっているプレミアリーグや
夜中に食べる食事の味や薄着を後悔するバイクの後ろや
そういうのを初めて知った。
知らなかったことだらけだった。
DJを教えてくれたその人の
踊っている姿を今日思い出した。
手を動かしながら少し笑って踊る。
平穏で密度が濃い日々だった。
何の不安もなかった。知らない音楽を知った。
知らない場所にも沢山連れて行ってもらった。
もらってばかりだった。
あまりにも鮮やかだった。
DJをやる度にもう一度あのDJを聴いてみたいと思う。
それでまだまだだなと思う。
せめて追いつきたい。
幸せな音が金の粉みたいに天井から降ってくる、
その景色を見たのもその季節だった。
後から後から思い出す。
たまには雪の寒さと共に目を瞑ってみる。
朝の空気が痛いくらいにぴりぴりして
クラブを出た足はいきなりの寒さと踊り疲れでじんじんする。
外はまだ暗く重たい。
夜明けの体の重さや、日本の裏側でやっているプレミアリーグや
夜中に食べる食事の味や薄着を後悔するバイクの後ろや
そういうのを初めて知った。
知らなかったことだらけだった。
DJを教えてくれたその人の
踊っている姿を今日思い出した。
手を動かしながら少し笑って踊る。
平穏で密度が濃い日々だった。
何の不安もなかった。知らない音楽を知った。
知らない場所にも沢山連れて行ってもらった。
もらってばかりだった。
あまりにも鮮やかだった。
DJをやる度にもう一度あのDJを聴いてみたいと思う。
それでまだまだだなと思う。
せめて追いつきたい。
幸せな音が金の粉みたいに天井から降ってくる、
その景色を見たのもその季節だった。
後から後から思い出す。
たまには雪の寒さと共に目を瞑ってみる。
by telephonelove
| 2008-01-24 02:45
| day