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<夏旅4>Helsinki→Stockholm(SILIA LINE)

フィンランドはヘルシンキの港からお隣の国スウェーデンを目指しいざ乗船。

大きい!広い!きれい!お店が沢山!船室の数がハンパない。

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ズラーっと船室が連なっている。イメージキャラクターはムーミン。
フィンランドではムーミンはMoomi。ムーミムーミと小さい子が言っていてキュンとする。

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部屋の前方下がバー。後で行くことを決意。

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船はとても大きくて安定感があり、お天気も良かったので揺れもほとんど感じない。
女性のみの4人相部屋で、部屋に着いてからしばらくして同室の女性登場。
どうやらその後誰も来ないので、4人部屋を2人で使うよう。
娘2人と息子1人を持つお母さん。お母さんとは思えないほどきれいで若い。
彼女はさっそうと現れ夜中までぶらぶらしていると思うから、またねーと言ってさっそうと出て行った。

船が広すぎてどこから探検すればいいのかわからないので、とりあえずバーへ。
見事にダンディーなおじさん(のみすけ)ばかりでビールを買ってデッキへ。
Lapin Kulta(ラピン クルタ)というフィンランドビールを購入。

大海原にカンパイ!

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ストールをぐるぐる巻いて風を浴びながらビールを飲む。
北欧は物価が高くてアルコールをほとんど飲んでいなかったため、1杯で簡単に酔っぱらう。

この時点でかなり酔っぱらっている。ものすごい輝いている夕暮れ。

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この時初めて自分に感謝した。
働いていた自分がここに連れてきてくれたんだということをはっきり実感した。
仕事をしていて大変なことなんか挙げればきりがなかったけれど、生きていて良かったと心底思った。

船内に戻ったら大道芸がやっている。船の中なのに大道芸て!スーパー客船。

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ものすごくお腹が空きレストランへ。
ユーロが余っていたので奮発してステーキを食べる。がっつり。

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そのまま部屋に戻ってバタン。同室の女性が帰ってきた気配で飛び起きる。
洋服も着替えないでダウンしていたので着替えるだけ着替えて就寝。


翌朝早くに目が覚めて、ガイドブックや手帳を見ていたら同室の女性も起床。
なんと彼女は今日がお誕生日!何かプレゼントはないかと探して和紙でできたアドレス帳があるのを思い出す。
プレゼントだよと言ったら彼女は日本の紙見るの初めて!と言ってとても喜んでハグしてくれた。
23歳の娘さんがこないだ結婚されたとのことで、家族写真を見せてもらう。
彼女によく似ていてものすごく美人で、並んで写っている写真は姉妹と言ってもわからないくらいだった。

朝ごはんを食べるためにレストランがあるフロアへ移動。
朝はもちろんしっかりがっつり。ニシンのオープンサンドとシナモンロール。

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食後のコーヒーを飲んでいたら、同室の彼女がやってきて
「食後はヌガーを食べなきゃね」と言ってチョコレートをくれた。その名前がなんとGeisha!
彼女も大笑いしていた。

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彼女は向かい側に座って、夫が教えてくれた今日一番のいいニュースがあるのと話してくれた。
アメリカの新聞が色んな方面から統計を取り、世界で最も豊かな国にフィンランドが選ばれたということだった。
物価は高いけれどね、生活は保障されているし緑が多くていい国よと話していた。
もうじき人口5000人の小さな町にお家が建つらしい。
湖のほとりでサウナ付きの家よ、とても楽しみと話してくれた。

その新聞の豊かさ調査で日本は何位だったんだろう。
日本という国が大好きだけれど、どんなにがんばって働いても東京に家が建てられるだろうか。
ここから豊かさというものについてすごく考えることになる。

館内アナウンスでもうじき船がストックホルムに着きます、と流れて
スーツケースを持って出口へ移動。

こういうの見ると船が沈んで脱出を図るパニック映画を思い出すよね。
ポセイドンとか。

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シリヤラインはとても安いのに快適で船内は免税店やバーもあって本当に充実していた。
飛行機で移動するのもいいけれどフィンランド⇔スウェーデンを移動する際はぜひシリヤラインを!
船旅っていうのも旅愁があっていいよね。

ストックホルムの到着時のお天気は雨時々曇り。
快適な船旅をありがとう、そしてまたね。

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さあ、いよいよ二カ国目スウェーデンに入国!
by telephonelove | 2010-09-15 02:35 | JORNEY


NO MUSIC,NO LIFE


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