カテゴリ:movie( 10 )

物語を知る

ものすごく素敵な映画館を知ってそこに行っている。
横浜にあるBrillia SHORTS SHORTS THEATERだ。

ショートフィルム専門のシアターとしてできたこの映画館は
普段はショートフィルムを5本繋いで60分1プログラムで上映している。
国や言語や世界観が全く異なるショートフィルム。
それぞれの国の空気が垣間見えて、きっと外国の人から見たら
日本で作られている作品も日本の空気が見えておもしろいんだろうなと思う。

シアターの造りも完璧で、入り口を入ると左手にはお酒も飲める小さなカウンタ、
正面には壁伝いにソファとテーブルが置いてある。
係りの人もすごく丁寧でサービスが抜かりなくてホテルを思わせる。
ロビーからシアターまでは赤い階段を上っていく。
シアターの座席は背もたれが高くて体が包み込まれるようで世界に没頭できる。
座席も赤で足幅もゆったりしていて、シネコンとは全く違った魅力に溢れている。



こんな素晴らしい映画館が横浜にあるなんてそれだけで横浜にいる価値がある。
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by telephonelove | 2008-08-30 14:14 | movie

2007/07/02 サイドカーに犬

ヨーコさんは破天荒でおおらかで大きく笑ってかっこいい自転車に乗っている。
竹内結子はまさにヨーコさんだった。

小学校の時の夏というと、そのまま直結で「夏休み」だった。
水彩絵の具で絵を描く時に使う黄色い水入れのバケツ、
自転車に乗る練習を始めた時の当時持っているだけのありったけの気合、
せみの声、夜の散歩、忘れていた長い休みの空気の薄さ。
夏休みって決して濃いものじゃなかった気がする。
そういう日常だけど明らかに学校がある時の休日とは違う空気の匂いがした。

缶の飲み物の引っ張り式のプルタブを指にはめたままコーラを飲んでいた。
プルタブっていうものが今存在しないんだ、と少し驚いた。

日常の隙間に一人の人が入るだけで世界はがらりと色を変える。
ヨーコさんは細い体をしているけれど生きていく上で最も必要な
エネルギーを常に外に感じさせるような人だった。

夏休みをもうじき迎える。
正社員になってから一番長い夏休みだ。
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by telephonelove | 2007-07-06 18:02 | movie

SMILE~人が人を愛する旅~ at シネセゾン渋谷

夏日の14日のサタデーナイト、渋谷に行った。
東京スカパラダイスオーケストラのドキュメンタリー映画を観に行く。
瓶のビールとお寿司とお惣菜が用意されていた。
土曜日でレイトショー、片手にはビール。ごはんもある。満ち足りている。

客との境がないライブハウスで飛び跳ねる。
お客さんがステージに上がってきて踊っている。最高!と叫ぶ。
国が違ってもスカパラはスカパラだ。
ピンクのジャケットを着て体を反らしてステージ上を駆ける。
せまいライブハウスは窒息しそうだ。
最高のバンドだよ、最高に好きなバンドだ。
そう言ってスカパラのTシャツを着た異国の人が笑う。

1人1人が家族や怪我や自分との葛藤を話す。
その合間にライブの映像が入る。
東京スカパラダイスオーケストラという仕事。常に最高でいなきゃいけない仕事だ、と話す。
バスに揺られてツアーは続く。

近くもなく遠くもない距離感で撮られていた。
ライブシーンではそこにいるような気分でビールを飲んだ。
なぜか異国のファンが熱狂する様子を見る度にどうだ!!と思っていた。
日本にはこんなに素直にかっこいいバンドがいるのだ。いいだろう。

ミュージシャンのドキュメンタリー映画は数あれど一番素直に観ることができた。
余分な着色はなくあくまでもスカパラの色だった。
気持ちいいの輪の中にいる彼らが一番気持ち良さそうだった。

109を通り過ぎて交差点を渡る。
渋谷は嫌いではない。人は多いけれど高いビルで囲まれることもない。
うらぶれているようでそうなりきれていない感じが好きだ。
帰ったら一の蔵の発泡酒を飲む。

音楽があるだけで景色が変わる。
だからエンゲル係数と音楽係数だけはやめられないのだ。
理屈抜きで一口で骨抜きになる。
帰り道の渋谷は輝いていた。
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by telephonelove | 2007-04-17 02:07 | movie

THE LONG SEASON REVUE at SHIBUYA CQN

フィッシュマンズを知って過ごした人生と知らないで過ごした人生、
知った人生を過ごしていることができてよかった。
フィッシュマンズが確かにいるという確固とした事実を
認識することができてよかった。
世界はこの人達の音楽があって、そして今日も回っている。
とても幸せだ。

いかれたBaby。
唯一無二の存在、代わりなんて誰もできない。
なんて素敵なんだ。
寂しい時や嬉しい時、始まりを感じる時、歩こうと思った時
眠ろうと思った時
その時間の景色と共に流れるんだろう。

日本語が理解できてよかった。
こんなにも明るくて眩しい言葉を抱き締める事ができる。

山手線終電間際の渋谷。
タワーレコードの黄色いネオンが見えた。
世界はこんなにも輝いている。
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by telephonelove | 2006-05-07 03:39 | movie

サヨナラCOLOR at Shibuya euro space

渋谷でサヨナラCOLORを観た。

SUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR」を聴いたのは
下北沢のClub Queの定例イベントでだった。
ひずんだフロアーで、この曲を聴いて
ミラーボールを眺めていた。
幾多の出逢いや恋愛の幸福さを歌っている曲はあったけれど
サヨナラから始まることがあるなんて誰も歌っていなかった。

映画のエンディングでサヨナラCOLORが流れて
この曲と逢った時を思い出していた。

最近命について考える。
身近な生き物が亡くなるのは喪失だ。
今までそこにいた生き物が亡くなるのは
明らかに喪失だ。

今ここで出遭って、恋をして、さまざまな音楽を聴いて
今を歩いて、そういうのが常に思えていた。
本当は一つ一つ、何も変えられない愛おしい
誰にも真似ができない行為なのだと
抱きしめたくなった。

クランベリージュースを飲んで
パンフレットを見ながら、そういう事実が愛おしかった。
とうふにじゃこが乗ったサラダを食べて
柔らかいお肉のご飯を分けてもらった。

喪失の過程はせめて笑っていたい。

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by telephonelove | 2005-09-04 02:32 | movie

Shall we?

横浜でShall we dance?を観た。
観ているだけで踊りたくなってきた。
姿勢をしゃんと正して軽やかに。
クイックステップ、ワルツ。

日本語版Shall we dance?が公開されて
社交ダンス人口が増えた頃
きょうだいが大学でダンスを始めた。
後楽園ホールで行われた競技大会を
観に行った。

楽しそうにぴょんぴょんと跳ねてフロアを横切る。
そのダンスはフォックストロットというと教えてくれた。
狐が歩く姿から来ていると。
薄い素材を幾重にも重ねた長いドレスの裾はステップの度にふうわりと浮いて
おとぎの国の世界の絵だった。

それが普段見知っているきょうだいの姿とは思えなかった。
なにか違う、観ることができなかった世界へ足を踏み入れたような
不思議な感覚だった。
ホールは勝ち上がる度に人数が減っていき
決勝戦の舞台では照明が落ち
スポットライトに当たって踊った。

曲が終わるとくるりと回っておじぎをした。
素敵だった。
それはジェニファーロペスもリチャード・ギアもかなわない程に。

きっと、幾つもの重ね合わせがあって
そこに到達する。
スポットライトが当たる。回りは静かに黒くひずむ。
膝を折っておじぎをする。
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by telephonelove | 2005-05-01 01:42 | movie

2004/04/10 music

thankyou, for your kindness!!

サンボマスター 「夜が明けたら」
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by telephonelove | 2005-04-10 15:54 | movie

mirror

エリンブロコビッチを観てる。
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by telephonelove | 2005-03-10 01:28 | movie

夜の海

座頭市がおもしろすぎるので、日記はあとまわし。
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by telephonelove | 2004-11-28 23:03 | movie

目下の恋人

2002年の冬、シネマ下北沢にてこの映画を観た。
アカリはシュウという恋人がいる。だけどバードという他に好きな相手もいる。
バードの事も好きだしシュウの事も好きだという関係。
ある日、妊娠したことに気づいたアカリは、本当に好きなのは誰かを
真っ向から見つめ直す。

バードは優しくて、家庭がある。
シュウはDJをやっていて天荒だけれどもアカリを愛している。

ラストシーン、シュウの育った海でシュウちゃん、と叫ぶアカリが好きだ。
ありきたりな二股の話ではなく、もっとさらさらしていて澄んでいる。
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by telephonelove | 2004-09-13 02:29 | movie


NO MUSIC,NO LIFE


by telephonelove

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