ダイナー、ダイナー
井の頭公園で馬頭琴を弾いている人がいた。
はじめその楽器が馬頭琴だとは気付かなかった。
茶色の馬だった。
男の人は左手で弦を押さえ、右手に持った弓で
ていねいに楽器を弾いた。
馬頭琴は、小学校の時に国語の教科書に出ていた
「スーホの白い馬」というお話で知った。
馬頭琴を弾いている男の人が声を出した。ホーミーだ。
何年か前モンゴルの特集をしている番組で聴いたことがある。
本物の声を聴いたのは生まれて初めてだった。
動物の声のような、声が二重になっているような
今まで聴いたことがない音だった。
井の頭公園を横切る橋を渡ったベンチの前で
馬頭琴を弾くその人を見ていた。
休日で、ヴィレッジバンガードダイナーのアボガドバーガーと
マカディアのお酒でお腹は満たされていて、
晴れていてそこは井の頭公園だった。
そして目の前ではホーミーが聴こえる。
休日の井の頭公園の
弁天様がやきもちをやくという池では
見たこともない位はくちょうボートが出航していた。
何の不足もない今日は祝日。
はじめその楽器が馬頭琴だとは気付かなかった。
茶色の馬だった。
男の人は左手で弦を押さえ、右手に持った弓で
ていねいに楽器を弾いた。
馬頭琴は、小学校の時に国語の教科書に出ていた
「スーホの白い馬」というお話で知った。
馬頭琴を弾いている男の人が声を出した。ホーミーだ。
何年か前モンゴルの特集をしている番組で聴いたことがある。
本物の声を聴いたのは生まれて初めてだった。
動物の声のような、声が二重になっているような
今まで聴いたことがない音だった。
井の頭公園を横切る橋を渡ったベンチの前で
馬頭琴を弾くその人を見ていた。
休日で、ヴィレッジバンガードダイナーのアボガドバーガーと
マカディアのお酒でお腹は満たされていて、
晴れていてそこは井の頭公園だった。
そして目の前ではホーミーが聴こえる。
休日の井の頭公園の
弁天様がやきもちをやくという池では
見たこともない位はくちょうボートが出航していた。
何の不足もない今日は祝日。
by telephonelove
| 2005-05-07 22:30
| day