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初めて長く行った国はアメリカで
その時はもう圧倒的な大きさに驚いた。
何もかもが大きい。家も庭も犬も車も動物園も。
そして思った。
いずれここで暮らす。
日々見ないように見ないように理由をつけては諦めていた。
そんな理由は全部小さい箱の中にいようとする自分のどうしよもなさだ。
チェコも台湾もフィンランドも全部良かった。
殆どが自分と向き合う旅で、だからこそ人に会いたくなったりした。
イギリスはほぼ毎時間人がいて、なのにとても静かだった。
彼らと足りないボキャブラリーで話す時間は、
何を話しても大丈夫なんだという安心感をくれた。
踵から着地してつま先で蹴っている感じ、
早く走りたい。もうどこまでも行きたい。
本当に些細なこと、ちゃんと消化している感覚、
なんてことだろう。
うまく噛み合うということは
足が浮いているのではなくて
地に足がついているということだった。
なんてことだ。
by telephonelove
| 2012-09-11 22:03
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