バスとコーヒー

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どんどんテレビやtwitterで情報が流れる。
情報過多で深呼吸すらできなくなり、祖父母に会いに行った。

最寄り駅からバスに乗る。バスの中は静かだ。
大きい道路から一本入った所にある家の手前まで祖父が迎えに来てくれた。
お昼ごはんを一緒に食べている間にも余震は続く。
テレビからはずっと地震の映像と緊急速報が流れている。
電球はずっと揺れている。

祖母が手術をしてから家事全般は祖父が受け持っている。
やかんの火を気にしながら祖父は、古い食器が見つかったからいいものがあれば持って行きなさいと
何枚かお皿を持たせてくれた。
小さい頃はあなたのお父さんも地震を怖がってしがみついてたのよとお茶を飲みながら祖母が笑っていた。

おみやげを持たせてくれ、祖父母はまたいつでもおいでと手を振った。
バスに乗って帰りながらぼうぜんとしていた。
心配なんて必要ない位二人で生きていた。なんだろうあの淡々としているのに溢れている生きる力は。
もう根本的に「生きる」という事に対する姿勢が違う。
今までの人生無気力なんて無関係だったのだろう。
心の底から尊敬した。


地震が起こってから色々な人に助けてもらっている。
なんでもない感じでやあ、と待ち合わせてお茶に行った。
仕事の話ができて気がまぎれた。
電車が部分運転で三駅歩いていたら、働いている会社の売る車の販売店があった。
みんなスーツを着てピシっとしていた。
揺れに敏感になっていたら犬が隣で張り付いて眠ってくれた。
夜余震が怖かったら友達が助けに来てくれた。
それだけで眠ることができた。本当に暖かい。


人、人。どうか繋がっていたい。
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by telephonelove | 2011-03-18 00:58 | day


NO MUSIC,NO LIFE


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