Poro

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音楽をおなかいっぱいに抱えている人にかないはしない。
絵を描く人にもかなう気がしない。
好きになる人は、みんなおなかに何かを抱えている。

1人の人を思い続けた人にかないはしない。
素敵な家具を沢山知っている人にかないはしない。
ギターを弾く人にかなう気がしない。
いつもかなわないなと思いながら、周りの人を見ている。

じゃあ自分がかなうものは何なんだろうと考える。
1つの階段を上る時期を前にして、何をこの手で生み出せてきたか
最近特によく考える。

人に誇れるものといえば、Funを見出す力じゃないのだろうか。
どこにでもfunは存在していつでも自分の身近にあると信じている。
なんの根拠もないけれどこれからも楽しいことしかないと思っている。

歳をとるのが怖いと、今よりも二十歳の時の方がそう思っていた。
十代から二十代になるのに恐怖心すら覚えた。
あの時は何が怖かったのだろう。
きっと、その正体は
どんどん先を見なくてはいけないという背中を押されるような焦りだったのだろうと思った。

今はむしろ、知りたいことの海の中で泳いでいる。
足を動かさないと沈んでしまうけれど、不思議と怖くは無い。
人がおなかの中に蓄積してきた片鱗を見ると、もっと知りたいと思ってしまう。
もっともっと見てみたい。


そして、この手で生み出す料理が
誰かの胃袋と心を暖められるように
今から料理を精進しようと思った。

外は音もせずに雪が積もっている。
そんな夜は、体の中で鳴る静かな音楽に耳を澄ましながら
ずっと元気で生きてきた自分の今までに乾杯をする。
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by telephonelove | 2011-02-15 01:47 | day


NO MUSIC,NO LIFE


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